SSブログ

ロンドン トリップ 2/2 [>united kingdom]

ご無沙汰してました。
前回に引き続き、ロンドントリップをお伝えしていきます。


<オックスフォード散策>
仕事の翌日は、朝起きてひとりで街を散策してみました。とりあえず駅へ。駅は通勤時間帯だというのにとてものんびりとしていました。通勤通学者は駅まで自転車で来て駅前に駐車しています。日本のように無秩序な駅前とは別世界で、皆が気持ちよく利用できるよう利用者がルールを守っていたのが印象的でした。駅構内にはカフェなどがいくつかあり、コーヒーや紅茶を購入して電車に乗り込む人やゆっくりと朝食をとっている人などを見かけました。電車はそれほど混んでいないようで、社内でも新聞を読んだりできる余裕があるようでした。

駅からホテルまでは遠回りをして運河沿いを歩いてみました。流れが速く深そうで史が、運河沿いの遊歩道は綺麗に整備されていて散歩には丁度良かったです。

ホテルに戻ると、仲間が早めにチェックアウトを始めていました。部屋に戻り私もチェックアウトします。


<郊外の街>
ホテルからは皆で小さなチャーターバスに乗り込み、ケネディの自宅へと向かいました。このあたりはイングリッシュガーデンの中心地だそうで、バスから見える家々にはとても美しい庭が付いていました。オックスフォードから車で1時間。そこには1400年代に作られた街がありました。今では観光地になっているようですが、路の両脇に煉瓦作りの可愛い建物が並んでいます。ここで、バスを降り街を歩きました。レストラン、雑貨屋、アンティークショップなどが並び街はとても賑わっていました。かつてはこのあたりは農場しかなく、商店街もちいさなものだったそうです。しかし、ここ数年の好景気によりロンドンのお金持ちがこのあたりの農場を購入したため、農業は廃れ変わってリゾート地としてうまれかわったそうです。

我々はここで数時間を過ごし、別の街に移動しました。その街というのは村と定義したほうが良いほど小さい集落でした。森の中に数件の民家が集まっているこの場所に有名なレストランがあるそうです。確かに小さな看板が掛かるレストランらしき家が建っています。こんなところでどうやって商売をしているのかと不思議に思いました。

中に入ると、とても綺麗な店内にはお客さんが結構いました。家族で切り盛りしているようですが、品があり清潔です。かなりしっかりとした経営を行っているように感じました。ここで、ケネディのご両親と合流し昼食をとります。
まずは、食前酒。私はホットワインを頂きました。他の人は地元の黒いビールを飲んでいました。ワインもビールもあまりのおいしさにビックリ!そして食事です。
今まで、美味しいと感じることのなかった食事ですが、この小さなレストランは、かなり満足度が高かったです。日本人でも美味しいと感じることができるレストランがイギリスのこんな田舎にあるとは驚きです。ここで、優雅に食事をして庭を見学させてもらい、ケネディの実家に向かいました。

ケネディ宅も、森の中にある小さな集落にありました。おそらく4,5軒の民家しかありません。買い物はどこに行くのでしょう?コンビニなども近所にはありませんでした。さらにバスや電車も見あたらず、移動は自家用車だけだと思います。

こんな小さな集落でも外観条例は厳しいようでライムストーンでできた同じデザインの家々が並んでいます。そして各家には大きなイングリッシュガーデンが広がっていました。ケネディ宅は数年前に読売新聞の取材を受けたそうで、そのときの新聞が大切に保存されていました。ケネディのお母さんは我々のためにケーキとクッキーを焼いてくださっていて、皆でそれをいただきました。そして紅茶。香りの良い紅茶を飲んで、暖炉の前でいろいろなお話をしました。本当に暖かい家庭でケネディの性格の良さはこの家庭で育ったからこそなんだと強く感じました。

こんなに田舎ですが、日本人の観光客が歩いてやってくるそうです。ケネディのご両親は、そういう人を呼び止めては、家でお茶をご馳走しているそうです。こういう暖かい人たちが住んでいるイギリスの田舎は、とても心が和みました。

ケネディ家でのんびりして、皆で移動しました。この日の最終便で帰るためです。帰りには、このあたりで有名な昔ながらの町を見学しながら空港に向かいました。まるで「ロード・オブ・ザ・リング」にでてくるホビットの村のような美しい村が点在していました。


<帰国の途>
私は、皆を空港で見送り、翌日朝のフライトにしました。どうしても新しくなったヴァージン・アトランティックのラウンジに行きたかったからです。

朝、ロンドンのホテルのロビーには、ショーファーカーのドライバーが待っていました。ボルボのリムジンで空港に向かうと、驚きが待っていました。
なんと、チェックインがドライブスルーなのです。車の窓からチェックインができるんです。これは素晴らしいサービスです。是非日本にも導入して欲しいです。
ラウンジは噂通りすばらしいものでした。とにかく広い!これほどまでに広いラウンジは初めてです。そして、バーからレストランは当然、スパや美容室まであるんです。プールバーや子供の遊ぶ遊戯室までとにかくここで数日間は過ごせそうな充実ぶりです。
私は、デリでサンドイッチとコーヒーをオーダーし食べました。お腹が空いている場合はここで夕食を採ることもできます。もっといたかったのですが、フライト時間はあっというまにやってきました。

帰りの飛行機もエアバス320です。帰りはバーが盛り上がり、東京まで着席できませんでした。そしてアメリカ人達が大声で騒ぎ、うるさくて眠れませんでした。まあ、バーがあったら盛り上がっちゃいますよね。

東京に戻ると、ショーファーカーで自宅まで送ってくれました。

今回のロンドン旅行は、ヴァージン・アトランティックによる完璧なサービスと現地の暖かいもてなしで記憶に残る旅となりました。


nice!(8)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 8

コメント 2

かおり

イギリスで美味しいレストランに出会えたのは収穫ですね♪
ホビットの村、見てみたいですね~^^
イギリスの田舎は昔から憧れです
いつか本場のイングリッシュガーデンを見にいきたいと
かれこれ10数年、思ってるんですけどね(笑)
それにしてもヴァージン・アトランティック、すごいですね☆
by かおり (2007-03-23 16:40) 

toraneko-tora

本当ですね 美味しいレストランなんてあるんだぁ・・・・なぁんて言うとイギリス人に怒られそう・・・・

しばらくご無沙汰しました スペインからは16日に帰国したんですが、その後風邪を引いてしまって、今日やっとブログ活動を・・・・また、よろしくお願いします
by toraneko-tora (2007-03-26 11:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。