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イン アンド アウト In - N - Out [>los angeles]

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イン アンド アウト In - N - Out

今回は、アメリカ西海岸に旅行に行く方に是非行っていただきたいハンバーガー・チェーン店「イン アンド アウト」をご紹介します。
日本には進出していませんが、すでに日本人観光客にも知名度があるので、知っている方もいるかもしれません。

「イン アンド アウト」の人気の秘密は、ハンバーガーにあります。店に行ってみるとメニューにはハンバーガーとチーズバーガー、そしてフライド・ポテトしかないのです。他のハンバーガー店では、○○バーガーといった、牛肉のパテ以外に様々なパテが用意され、様々な味付けのバリエーションが揃っています。しかし、「イン アンド アウト」は、ハンバーガーとポテトしかないのです。
これは、「イン アンド アウト」がハンバーガーに強い自信を持っているからできる割り切ったメニュー戦略です。アメリカ人は、「イン アンド アウト」を味が良いと評価しています。だから昼になると、どの店も混雑します。

innout2.jpg「イン アンド アウト」のロゴを見たことありますか?このロゴは日本人やアメリ理科西海岸以外の都市で過ごす方には馴染みがないでしょう。「イン アンド アウト」は、地域限定のハンバーガー・チェーン店なのです。
「イン アンド アウト」で使われる食材は全て自社調達しています。自社農園もあるそうです。要は、自社の農園や牧場で用意できる分量を販売し、自社の農園に近い地域にしか店舗を置かないのです。よって、店舗を設置する場所は限られてきます。都市部は、店舗の維持費がかかること、そして沢山のお客さんが来てしまい供給が間に合わなくなる可能性があるという理由で、基本的には車で行けるような郊外に店はあるのです。

ロサンゼルスでは、UCLAの側に1店舗オープンしています。ハリウッドにも1店舗あります。
ラスベガスには、ストリップにはありませんが、7店舗あります。
あとは、都市部にはあまりなく郊外にあるので、車での旅行の際にインターチェンジであのトレードマークを目撃したら、店に向かってください。

innout3.jpg昼や夕食時に行くと、店はとんでもないことになっています。とにかく混んでいるのです。オーダーの声が飛び交い、カウンターの後ろでは、スタッフが必死にハンバーガーを焼いています。メニューが基本ハンバーガーとポテトしかないので、簡単に沢山の客をさばけるだろうと見ていると、そうでもないようです。「イン アンド アウト」には、実は冷凍庫がありません。電子レンジもないのです。食材は当日冷蔵で各店舗に送られてきます、そして客のオーダーが入ってから調理を始めているのです。キッチンを見ると、奥の方では、キャベツを手でひたすらちぎっている人がいます。キャベツは包丁を使わず手でちぎったほうが美味しいようです。ジャガイモは、店で皮をむいてカットしています。
これは、「イン アンド アウト」が出来た60年前から変わっていないそうです。「非冷蔵、手作り」のポリシーは、どの「イン アンド アウト」でもきちんと実践されています。
このように、作り置きしないシステムなのでお客さんは、待つ必要があります。よって入り口付近は長蛇の列になるのです。そして、さらに混雑する理由はオーダーにあります。

店では3つのセットメニューを設けています。
1)ダブル・ダブル・バーガー・セット
これは、パテが2枚入っているバーガーに、ポテトとドリンクがセットになっています。
2)チーズバーガー・セット
ハンバーガーにチーズが入っています。
3)ハンバーガーセット
スタンダードなパテ1枚のハンバーガー・セットです。
店でオーダーを見ていると、この3つを単純に頼んでいる人は半数もいません。実は、「イン アンド アウト」には、沢山の我が儘メニューと裏メニューが存在しているのがわかります。

では、ここから「イン アンド アウト」の面白メニューを紹介します。
●タマネギ入り
これは、店員が聞いてくるので正確には裏メニューではありません。ハンバーガーにタマネギを入れるかどうかです。「Yes」というと生のタマネギが入ってきます。これは食べると日本人には辛いです。焼いて貰うと甘くなりとても美味しいです。
●エキストラ・トースト
パンを長くトーストすることです。どのハンバーガーにも追加オーダーできます。
●チョップド・チリ
チリを追加できます。

ハンバーガーの裏メニューを紹介します。
●アニマル・スタイル
全てのオプションを入れるハンバーガーです。炒めたタマネギ、ピクルスが沢山入っています。
●ダブル・ミート
パテを2枚にしたハンバーガー。チーズなし。
●トリプル・ミート
パテを3枚にしたハンバーガー。チーズなし。
●スリー・バイ・スリー(3×3)
パテを3枚、チーズが3枚という意味。基本10×10とか、100×100も可能みたいで、ネットを検索すると、その写真が掲載されています。しかし、ほとんどの店では4×4までしか作ってくれないそうです。

●プロテイン
一時、日本ではモス・バーガーにあったパンを使わないハンバーガーです。パンの変わりに大量のレタスで肉を包んでいます。これは、食べた感じがさっぱりしていて日本人にはおすすめです。パテを2枚くらい挟むとジューシーです。

変なメニューも紹介しておきましょう。
●フライング・ダッチマン
2枚のパテ、2枚のチーズが焼かれてでてきます。トマトやパンはないのです。なんとも不思議な食べ物です。
●ベジ・バーガー
ビーフパテやチーズが入っていないバーガー。ヘルシーかもしれませんが、肉がないのはなんとも間抜けで、何のためにハンバーガー店でこれを頼むのかわかりません。たまに女性が食べています。
●グリルド・チーズ
チーズバーガーからビーフパテを除いたものです。これもベジ・バーガーよりはましですが、あまり美味しいとは思いません。

フライド・ポテトにもいくつかの裏メニューが存在します。
●ライト・フライ
普通より揚げる時間を短くしたフライド・ポテトです。普通のフライより柔らかい感じです。
●ウェルダン・フライ
普通より揚げる時間を長くしたフライド・ポテト。カリカリで香ばしいです。
●アニマル・スタイル・フライ
フライド・ポテトの上にチーズとスプレッドとタマネギが乗っています。これは結構美味しいです。
●チーズ・フライ
フライド・ポテトにチーズが乗っています。
●ノー・ボート
フライド・ポテトが、紙の皿にのっておらず、トレイの上にガサッと置かれています。

これらを客が複雑にオーダーするので、店員は大変です。でも、見事にオーダーをさばき効率よく調理していきます。お客は、ドリンクのコップだけ先に貰い、ドリンクバーで飲み物を入れ飲みながらハンバーガーを待ちます。

外を見ると、ドライブ・スルーにも長い長い列が出来ています。「イン アンド アウト」は、アメリカで初めてドライブ・スルーのシステムを持ち込んだハンバーガー店だそうです。それにしても車を降りて店内で注文した方が早いと思うくらいの長い列が毎日できるのです。アメリカ人は横着だなあと行く度に思ってしまう面白い光景です。

どんなに並ぼうが、美味しい物を食べたいというのは世界どこでもかわらないのですね。
アメリカ西海岸に行かれたときは、是非美味しい「イン アンド アウト」ハンバーガーを食べてみてください。そして、店のカウンター奥で必死に料理しているスタッフや、長い車の列を楽しんでみてください。アメリカ人の生活の中にいるような錯覚に陥る感覚を楽しめます。
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ロサンゼルス ショッピング 事情 [>los angeles]

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夏が近づき、そろそろ夏休みの計画を立てている方がおおいのではないでしょうか。
今回は、日本人が好きな街のひとつ、ロサンゼルスの買い物について書いてみようと思います。

ロサンゼルスは、2008年のリーマンショック以降、景気が後退していますが、その直前までは景気がとても良く、新しいショッピング・モールやホテルが続々と建設されていました。計画自体は数年前となるので、実は今も新しいスポットが登場しています。

<ロサンゼルスへ>
予算や期間によってさまざまな観光がプランニングできるロサンゼルス。このブログではいつも通りちょっと贅沢な旅を提案します。

日本からは、成田と関空からLA直行便が飛んでいます。便数がおおいので満席になることはあまりないようですが、私がよく利用するANAは、いつもほぼ満席です。どの便を利用しても到着空港はLAXです。この空港は大きいですがパラレル4本の滑走路を有していて天候が安定しているので、基本定時運行が行われています。

<過ごし方>
ロサンゼルスは、車がないと観光に行っても全く面白くありません。よくツアーなどで車なしのパッケージがありますが、ロサンゼルスは特にパッケージをお勧めしません。そして、ダウンタウン地区、リトル・トーキョー地区に宿泊するパックツアーも避けるべきです。ロサンゼルスの見所はダウンタウンにはほとんど存在しません。
車さえ手に入れてしまえば、ロサンゼルスはとても楽しいディスティネーションです。買い物、観光、ドライブだけでも楽しい旅行となるでしょう。

ホテルは、ほとんどのチェーン・ホテル、拘りのラクジュアリー・ホテルなんでもあります。私のお薦めはビバリーヒルズあたりでは、フォー・シーズンズ、ベル・エアー、新しくラ・シエネガにオープンしたSLSです。海岸沿いでは、シャッター・オン・ザ・ビーチがいいです。宿泊費を抑えたい方は、空港周辺のホリデイ・イン、デイズ・イン、フォー・ポイントなどがリーズナブルです。

<Robertson St. & 3rd Ave. ロバートソン通り>
lamall5.jpgでは、本題のショッピングへ。ロバートソンは、ここ数年Kidsonで一気に有名になったショッピング・エリアです。最近では日本からツアーバスが来るようになりました。これは、地元では失笑されていますが、それほど人気がある店なのでしょう。
この辺りには、どちらかというと若い女性向けのショップが並んでいます。毎日のようにパパラッチが待機していて、パリス・ヒルトン、ブリトニー・スピアーズが良く出没するエリアです。
実は、この通りには美味しいレストランも多数点在し、高級家具のショップが集まっています。ロバートソンは若者向けだからと思ってパスする大人の皆さんにも是非行って貰いたいショッピング・エリアです。
パーキングはKidsonのとなりに立体駐車場があります。路駐は避けましょう。

<Melrose Ave. メルローズ・アベニュー>
lamall6.jpg15年ほど前から、話題になっているショッピング・エリアです。このエリアの人気を牽引してきたのは、フレッド・シーガルです。現在でも、日本のセレクトショップの店員さんは、この店をチェックして日本で店のイメージをまねしています。多くのハリウッド・セレブが普段着で買い物をしているのをよく見かけます。フレッド・シーガルにはジーンズ・バーがあって、自分に似合うジーンズを店員さんがセレクトしてくれます。ジーンスを熟知したスタッフが勧めてくれる商品は日本ではなかなか手に入らない貴重なものばかりです。
メルロース・アベニューは、フレッド・シーガルを中心にこれから流行るデザイナーの店がすらりと並んでいます。新しいジーンズ・ショップ、カジュアル・ウェアなどこれからの流行を自分で探ってみてください。何時間いても飽きないほど奥の深い通りとなっています。
この通りには、後述するグローブとビバリー・センターの間にあるので、1日かけて散策するのもいいかもしれません。

<The Globe グローブ>
The Grove Drive Los Angeles, CA 90036
lamall3.jpg2000年にオープンした、野外型のモールです。ロサンゼルスでは一番新しいモールです。もともとCBSの敷地だったところを開発しました。隣は昔からあるファーマーズ・マーケットです。この2つのエリアは自由に行き来できるので、都会的なモールと庶民的なマーケットの2つの文化を見ることができます。私は買い物はグローブ、食事はファーマーズ・マーケットにするのが定番です。
グローブは、ちょっと昔のアメリカの街を模しています。その街の建物の中にショップが入っています。日本人が好きなAbercrombie & Fitchは、ここに入っています。そして巨大です。入り口には生きている(!)モデルが立っています。グローブには、ほとんどのモール系ショップがここに入っています。
このモールにはアンカーという発想はありませんが、デパートはノードストロームとバーニーズ Co-opがあります。
映画館も充実しています。LAでもトップクラスの設備を持ったシネコンです。時間があったらグローブで映画を見るのも良いと思います。

ストアリスト(2009年04月現在)
Abercrombie & Fitch、Amadeus Aveda Spa & Salon、American Girl Place、Anthropologie、Apple、Arden B.、Baby Gap、Baccarat、Banana Republic、Barnes & Noble、Barneys New York CO-OP、Chico’s、Coach、Crate & Barrel、Custo Barcelona、Davante、Forever 21、Fresh、Gap、Gap Body、Gap Kids、Gap Maternity、GUESS by Marciano、J. Crew、Janie and Jack、Jimmy Choo at Nordstrom、Kiehl’s Since 1851、Lalique、L’Occitane、Lucky Brand Jeans、Lucy Zahran & Co.、M. Fredric、Michael Kors、Michael Stars、Nike、Nordstrom、O & Co.、Pacific Sunwear、Pacific Theatres at The Grove、Pottery Barn Kids、Quiksilver、Quiksilver Youth、Starbucks、Stella McCartney at Nordstrom、Steuben at Lucy Zahran & Co.、Theodore、Tommy Bahama、Tracy Allen Fine Jewelry、Victoria’s Secret、Victoria’s Secret Beauty


<Beverly Center ビバリー・センター>
8500 Beverly Boulevard Los Angeles, CA 90048
lamall4.jpgグローブの出現で人気に陰りが見えてきたビバリー・センター、ここは今もがんばっています。グローブにはない高級ブランド店、最近日本にも進出したH&M、そしていつも人気のペットショップがあります。ビバリー・センターは、パーキングとショッピング・センターが1つのビルに入っている構造になっています。よって、構造が複雑で自分の車をどこに止めたかわからなくなる可能性が高いです。自分の車の一は必ず確認しましょう。あと、出入り口が複数あるため、道を間違えやすいです、落ち着いて出口を探してください。

ストアリスト(2009年04月現在)
Aldo、Aldo Accessories、American Eagle Outfitters、Ann Taylor、Apple、Arden B、Aveda、AX Armani Exchange、Banana Republic、Bath & Body Works、bebe、Bed, Bath & Beyond、Ben Sherman、Bernini Platinum、Bernini Sport、Bloomingdale's、The Body Shop、Brookstone、Burberry 、Cache、Calvin Klein、Carlton Hair International、Champs Sports、Charles David、Chromebones、Claire's、Club Monaco、Coach、Custo-Barcelona、D&G、Diesel、Dior、Divine Boutique、Ed Hardy、Eilatan、Everything But Water、Express/Express Men、Feet Beat、The Ferrari Store、Finish Line、Foot Locker、For Love 21、Forever XXI、General Nutrition Center、Geox、Godiva Chocolatier、Gucci、Guess、Guest Services、Gymboree、H&M、Heritage 1981、Hugo Boss、Image、J. Lindeberg、Jennifer Kaufman、Just Cavalli、Karen Millen、Kenneth Cole New York、Kipling、Kristy - The Beauty Store、L'Occitane en Provence、Lacoste、Lady Footlocker、Le Cadeau、LeSportsac、Lids、Louis Vuitton、Lucky Brand Jeans、M.A.C、Macy's、Macy's Men's Store、Mann Beverly Cinemas 13、Max Studio.com、MAX&Co.、Montblanc、Moonlight Candles、Movado、Nine West、Occhiali da Sole - A Sunglass Boutique、Papyrus、Paragon Watch Company、Planet Funk、Politix、Premier Kids、Premier Men、ProntoWash Auto Spa、Replay、Restoration Hardware、Ricordi Di Firenze、Salvatore、Skechers、Solstice Sunglass Boutique、Sony Style、Sprint、Steve Madden、Swatch、TeNo、Thomas Sabo Sterling Silver、Togs SoHo、TOUS、Traffic、Traffic Women、True Religion、Tumi、Victoria's Secret、Victoria's Secret Beauty、Wet Seal


<Westfield Century City センチュリー・シティ>
10250 Santa Monica Blvd., Los Angeles CA 90067
もともと20世紀フォックスの広大なスタジオだったところにできた新しい街センチュリー・シティ。高層ビルの少ないロサンゼルスにいると、このセンチュリー・シティの高層ビル群は遠くからでもよく見えます。我々に馴染みのあるのは映画「第・ハード」で登場するナカトミ・ビル。このビルは本当はフォックスのビルで、センチュリー・シティの南側に立っています。
モールは、この新しい街の真ん中に位置しています。2002年に改装が始まりすい最近完全に新しく生まれ変わりました。私は、ここで取り上げたモールの中で一番好きなのですが、何故か日本からの観光客はあまりいません。
普通、モールはいくつかの端にアンカーと呼ばれる大きなデパートが入り、デパートとデパートを繋ぐ道に専門店が並ぶというスタイルを取ってきましたが、このモールにはど真ん中にブルーミングデールズが入っています。ブルーミーを取り囲むようにショップが並ぶというちょっと変わった構造となっています。もうひとつのデパート、メーシーズは、アンカーとしてモールの端にあります。
センチュリー・シティの目玉は、フードコートです。2階にあるガラス張りのフードコートには世界中の料理が並んでおり、どれも食べたくなってしまいます。
このモールにしかない話題店はホリスターではないでしょうか。LA中心部ではここにしか店舗を置いていません。

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ストアリスト(2009年04月現在)
Abercrombie Kids、Aerosoles、AK by Ann Klein、Aldo、A Pea In The Pod、Apple Store、Armani Exchange、Art of Shaving, The、Arva Jewelers、Aveda、Banana Republic、BCBGMAXAZRIA、bebe、Bloomingdale's、bluemercury、Body Shop, The、Borders、Bose、Boss Hugo Boss、Bric's、Brooks Brothers、Brookstone、Cache、Cafe Coton、Casanova Accessories、Charles David、Coach、Cole Haan、Container Store, The、Crabtree & Evelyn、Dooney & Bourke、Eileen Fisher、Elli、Frederick's of Hollywood、Fresh、Gamestop、Gap、GapKids BabyGap、Gelson's The Super Market、Geox、Godiva Chocolatier、Handbag Collection、Hollister、Iridesse、J. Crew、Johnston & Murphy、Juicy Couture、Julian Rouas、Kara's Accessories、Kate Spade、Kelly's Coffee and Fudge Factory、Kenneth Cole、Kristy's Beauty Supply、Landau、L'Occitane、Louis Vuitton、Lucky Brand Jeans、Lucy、Lupicia Fresh Tea、Macy's、Madewell、Martin Osa、MaxMara、Metropark、MNG by Mango、Movado、Naartjie Kids、O & Co.、Origins、Papyrus、Photo Engraving、Planet Funk、Prosports、Puma、Rebecca、Restoration Hardware、Riginals、See's Candies、Sephora、simplehuman、Solstice、Stop N' Shine、Sunglass Hut、Swarovski、Talbots、Talbots Petites、Theory、Thomas Pink、Tiffany & Co.、Tourneau、Tumi、UNA、United Colors of Benetton、Victoria's Secret、Walking Company, The、Wetzel's Pretzels、Zara

ロサンゼルスは、かつては文化がない、ファッション・センスが悪いと馬鹿にされてきましたが、LAファッション文化が花開き、近年世界中から注目されるようになってきました。このLAファッションは、日本や香港などのアジア文化の影響を受けています。高級ジーンズのデニム素材は殆ど日本製です。色合いは香港などアジアっぽいものがおおく見受けられます。韓国人などアジア人がおおいロサンゼルスでこそ花開いた服や靴の素晴らしいデザイン。そんな商品をを買いに行くロサンゼルスのショッピング・ゾーンを今回は紹介しました。
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ロサンゼルス 郊外 の旅 [>los angeles]

ロサンゼルスは、日本から比較的簡単に行けるアメリカ西海岸最大の都市です。しかしこのロサンゼルスとは、ロサンゼルスだけでなくLAとその周辺を指し実はかなり広大です。だいたい関東の1都6県とほぼ同じ面積を指しているのです。

日本人観光客は、ダウンタウン、サンタモニカ、ハリウッドあたりを観光して終わりですが、この広大な地域にはまだまだ見所が沢山あります。
今回は、ロサンゼルス郊外にある皆さんが普段あまり行かない見所をご紹介します。

<バレー>
地元ではバレーと呼ばれるサンフェルナンド・バレーです。場所はロサンゼルス北にある丘を越えたところに広がっています。下の写真は、マルホランド・ドライブから見たバレーの夜景です。ここは、映画の舞台としても有名で、中でも「マグノリア」はバレーの特色がよく描かれています。この町では、カリフォルニアの典型的な郊外を見ることができます。映画「E.T.」のエリオット少年が住む町もこのあたりの設定です。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーフィーの家もここにあります。
バレーにはいくつかの町があり、そこには、60年代を思わせる昔懐かしい商店街が点在しています。最近では巨大なショッピングモールが出現し、お客さんを取られていますが、住人は今でも町の商店街を愛しています。そして、この一見地味な商店街には、ZAGATで高得点を獲得した名店もおおく存在しています。
特に目当ての観光施設はありませんが、レンタカーで走ってみると、観光では見ることのできないのどかな西海岸の生活の匂いを嗅ぐことができるエリアです。

<オンタリオ・ミルズ>
ロサンゼルスから東へ車で1時間ちょっと。LAからラスベガスに向かう途中の広大な砂漠の中にポツンとショッピングモールが見えてきます。しかし、このモールは、近づくととても巨大なんです。なんと、そこには映画館が30スクリーンあり、アメリカ最大です。上映中の映画は必ず見ることができるのです。勿論映画館だけが大きいわけではなく、ショッピングゾーンも桁外れに巨大です。実はここはアウトレット機能も有していて、アバクロなどの商品が安く購入できます。
LAのモールでは味わうことのできないダイナミックなショッピングを経験できます。
ここは、パームスプリングスの手前なので、ラスベガスやパームスプリングスと併せて訪れるのもいいかもしれません。

<ラグナビーチ>
MTVの人気番組「ラグナビーチ」の舞台です。ロサンゼルスから車で1時間程度南に下ったところにある西海岸屈指の高級住宅街です。観光の目玉はラグナビーチ。ビーチ沿いには高級ホテルが建ち並んでいます。LAの直ぐ側にこんな洒落たリゾート地があるなんて驚きです。おそらくラグナビーチは、LAの一部と認識されていてわざわざ行く必要がないと思われているようです。でも行ってみると日本人のいない素晴らしい風景が飛び込んでくるのです。
特に若い人にはこの町は受けが良いと思います。
LAからは日帰りも余裕でできるので、一度足を伸ばしてみてください。

<サンタバーバラ>
ロサンゼルスから車で北へ1時間ちょっと。ここは美しいコロニアルスタイルの優雅な町です。煉瓦の屋根で統一された町はとても美しく、ヒッチコックはここで何本も映画を撮影しました。現在でも町の景観は厳しく統制されているので、見事なデザインの建物とその奥にある太平洋がマッチしています。
町の中心街はサンタバーバラでしか見ることのできない美しいショッピングゾーンになっています。ここは、必見です。そして小さな可愛らしいレストランが沢山あり、週末は多くの人で賑わっています。

サンタバーバラの北にはソルバングというオランダの町を模した風変わりな町もあります。ソルバングは映画「サイドウェイ」の舞台となったワインの産地です。映画を見た方は是非行ってみてください。あの映画そのままの景色を見ることができます。

<パーム・スプリングス>
オンタリオ・ミルズからさらに東へ30分行ったところにあるのが、人口都市パームスプリングス。有名なゴルフ場があるので名前を知っている人が多いと思いますが、ここに行ったことがある人はあまりいません。この町は、アメリカでは有名なリゾート地で、LAのお金持ちはここに頻繁に通っています。そしてのんびりとゴルフをしたりテニスをしたりして過ごします。町のカフェにはそういう人々が昼間からたくさん見受けられます。
私のパームスプリングスのお勧めは、巨大な風車群です。町のすぐ北側の砂漠地帯には数千、いや数万という風車が林立しており、それらがグルグルと回っています。この規模が半端ではなく、自分の視界全てが風車なのです。この光景は映画「ミッション・インポッシブル3」などで時々見かけますが、肉眼で見る迫力は凄いものがあります。

<ルート66>
以前、紹介した「ルート66」は、サンタモニカを起点としてシカゴまで続いていた大陸横断道路です。よって、時間がある限り、この道を東に進むという旅ができます。日帰りだと、バーストーの先にある「バグダッド・カフェ」あたりまで行けるのではないでしょうか。ルート66は、もっと東側が古き良きアメリカの面影を残していますが、バーストーあたりでも十分その雰囲気を感じられます。

いかがでしたでしょうか。東京ーロサンゼルス便はいつ乗っても混んでいるので、ロサンゼルスに行く方はおおいと思います。そして、ロサンゼルス観光はもう飽きたと感じている方もおおいとおもいます。でも、ちょっと足を伸ばすだけでまだ知らないロサンゼルスがあるのです。
次回、ロサンゼルスに行った際は、是非今まで知らなかったLAを発見してみてください。


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モハベ空港 ~飛行機の墓場~  ロサンゼルス郊外の旅 [>los angeles]

今回は、ちょっと変わった観光地を紹介します。
モハベ空港です。この空港は飛行場という機能の他に3つの側面があります。


ひとつめは、ヴァージン・ギャラクティック社(あのヴァージン・アトランティック航空の宇宙部門)のスペースシップ・ワンの母港として有名だということです。同社は、歴史上初めて民間の宇宙旅行を行う会社です。数年後には、ここからスペースシップ・ワンに乗って宇宙旅行ができるのです。既に旅行の予約は旅行代理店で始まっているんです。
こう書くと、モダンな空港ビルやかっこいい内装がイメージされますが、モハベは周りには何もなく、そんな近未来の宇宙港といった感じはまったくしません。むしろ、砂漠の中の暇な空港といったほうがわかりやすいでしょう。

モハベ空港のもうひとつの有名なところは、映画の撮影地だということです。「スピード」の空港、「ダイ・ハード2」や「フライト・プラン」もここで撮影されました。周りに何もないので、爆破などもできるということ、そして雨が降らないことが映画撮影に都合が良いのだそうです。空港内を車で移動していると爆破した後のような黒こげになった土地があります。実際に飛行機をダイナマイトで爆破したり壊したりする撮影が行われたそうです。


そして、モハベ空港のもうひとつの側面は「飛行機の墓場」なんです。ここには、耐用年数を過ぎた旅客機や戦闘機が飛来します。その飛行機は、ここで解体されます。さて、どういう風に解体され、その部品はその後どうなるのでしょう。

空港では、不定期にこの「飛行機の墓場」を見せてくれるというので行ってみました。

モハベ空港は、ロサンゼルスから車で2時間北に行った町にあります。405号線を北に向かい5号、14号とハイウェイを乗り換えます。道はとてもわかりやすいので間違えることはないでしょう。町自体はとても小さく、おそらく空港に従事する人とその人々へのサービス業が数件ある程度です。近くの大きな町はベーカーズ・フィールドだそうです。といっても車で約1時間ほどかかるので、町の住人はかなり静かな生活を送っているのではないでしょうか。

モハベ空港は、シェラネバダ山脈が見える広大な砂漠にありました。かなり遠くから飛行機の機体が見えてきます。飛行場には簡素な管制塔とレストランがありました。レストランのメニューはいかにもアメリカの中部といった感じの揚げ物のオンパレードです。手羽先、オニオンリング、ポテト...そしてハンバーガー。これらのアメリカンフードを食べながら、空港を一望することができます。

そして、このメインビルを出ると、いよいよ「飛行機の墓場」に向かいます。この飛行場は、飛行機の駐機場としても人気のようで、閑散期に使われていない航空機などもここで保管されています。よって、メインビルから見ると大きな旅客機が相当数駐機されているのが肉眼で確認できました。
ここの見学者はそうおおくはないようで、事前に連絡をしておくと、セキュリティと案内係の方が待っていてくれます。車に乗り込みセキュリティー・ゲートをくぐると、そこは滑走路です。滑走路では時々セスナやプライベートジェットが離着陸していますが、ここには定期路線はないようでした。滑走路を過ぎると、いくつもの737が駐機されていました。よく見るとこの737は、現役の飛行機で、垂直尾翼にはカバーが掛けられていました。おそらく年末年始などの繁忙期に活躍する機体なのでしょう。
しばらく走ると、沢山の旅客機が見えてきます。側に近づくまでかなり時間がかかりました。砂漠の上にジャンボジェットを始め727、737などがバラバラと駐まっています。機体を見ると、どの機体もエンジンが取り除かれていました。エンジンはお金になるので、この飛行場で廃棄されると直ぐに業者が買っていってしまうそうです。それにしても、この光景は壮大です。数十機の旅客機が雑然と並べられています。そこにはKLMオランダ航空、コンチネンタル航空などに混じってANAの747も見えます。

これら飛行機には、それぞれ所有者がいるそうです。航空会社から引き継いだ機体をここに置いているのです。そして需要があれば、ここで部品を取り外しいろいろな業者に転売して利益をあげるのです。ちなみに駐機代ですが、1ヶ月約5万円だそうです。私の家の車の駐車場と変わりません。これには驚きました。あんな大きな飛行機が月5万円で置いておけるのです。

ガイドが、これから壊される737の機体を見せてくれました。既に飛行機の頭の部分である操縦室あたりはチェーンソーでカットされていました。この飛行機を大きな爪の付いた重機で、作業しやすい広場所に移動させます。そして、機内の内装を人の手で外します。椅子、壁のパネル、配線などが外されていきます。中がだいたい空っぽになったら、爪の付いた重機で、ガチャガチャと機体を切り刻んでいくのです。このとき、何とも嫌な音が発せられます。ガイドは飛行機が泣いている、と言っていました。


737は、数時間で鉄くずとなりました。737だとコンテナ4個、747だとコンテナ8個が一杯になるそうです。最近は、中国人がこれらをキロいくらで、買い取って行くそうです。コンテナは中国に渡り、素材ごとに分けられ再利用されるのでしょう。

私は、ANAの747に入ってみました。中はまだ新しく、誰かがいそうな気配を感じます。ギャレーも綺麗です。きっと最後のフライトの後掃除がされたのでしょう。コックピットを見てみると流石に古い機体で、電子機器は少なかったです。おそらく初期の747なのでしょう。操縦には3人が必要な機体でした。機体からこれは、国内線に使われていたということがわかりました。747なので東京ー大阪や東京ー札幌あたりを飛んでいた花形機だったはずです。今では砂漠にポツンととまっているのが寂しそうでした。
機体の外にでて外壁をよく見ると、マジックで書かれた日本語が飛び込んできました。「ありがとう!」「素晴らしい飛行機だった」など書かれています。おそらくANAの整備士やCAが書き込んだメッセージだと思います。他の航空会社の機体を見て回りましたが、ここまで愛されている機体は見あたりませんでした。日本から遠く離れた砂漠の真ん中で日本人の心を感じることができました。

モハベ空港の「飛行機の墓場」ツアーは、こんな感じです。予想していたよりも遥かに楽しく、いろいろと考えさせられました。私としてはお勧めのツアーです。LAからなら余裕で日帰りが可能です。ちょっと変わった観光ですが、飛行機に興味があれば行って損はしないツアーです。

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サンタバーバラのワイン・ツアー [>los angeles]


2004年のアカデミー賞で話題となった映画「サイドウェイ」。二人の"青年とはいえないおじさん"がワイナリーを旅する映画です。ひとりは結婚に失敗した教師。もうひとりは翌秋結婚を控えているうれない俳優。正反対の性格のふたりが過ごす小さなワインカントリーはとても暖かく、大人たちの生活の場でもありました。この映画が公開された頃、私は舞台がてっきりナパだと思っていました。しかし見てびっくり、舞台はなんとサンタバーバラだったのでした。おおくの人が"ワイン=ナパバレー"というイメージが強いと思いますが、実はLAに住む映画業界のワイン通のあいだでは以前からサンタバーバラは有名だったそうで、この映画が公開され「やられた!」と思った人がおおかったそうです。
 今回は、この小さなワインカントリーを紹介しましょう。

サンタバーバラは、ロサンゼルスの北東90マイルに位置し、ロサンゼルスからは車で2時間くらい、電車では1時間30分程度で行くことができます。よって、ロサゼルスからの日帰りも可能です。サンタバーバラの中心街はとても美しく治安も良いです。ロサンゼルスの近くでこんなに美しい街があることを知っている観光客は少ないそうですが、行く価値はあると思います。ハリウッドのセレブリティの中にはLAの喧騒を嫌いサンタバーバラに居を構える人もいるそうです。   ワイナリーは、実はこのサンタバーバラの中心にはありません。中心街から車で北に30分行ったところに広がるワインカントリーまで足を伸ばす必要があります。もしアムトラックなど車以外でサンタバーバラに到着した場合や、飲酒して運転する可能性がある場合は、いくつかのワインカントリーツアーが用意されているので、これらを利用するのも便利です。
サンタバーバラのワインカントリーは、Santa YnezとSanta Maria Valleyを中心としたエリアで構成されています。この海岸に近い谷には1年中太平洋からのブリーズが吹き込みブドウの生育に適しています。ここでは200年前からブドウが育てられており、当時はスペインの移民たちがのんびりと暮らしていたそうです。現在は、10以上のワイナリーが点在し当時の面影を残しながら観光客を受け入れています。この地区の観光はワイナリー巡りが中心となりますが、ほとんどのワイナリーがテイスティングを行っていて、規模も小さいので気軽に立ち寄ることが出来ます。
映画「サイドウェイ」で主人公が宿泊するオランダっぽい街はSolvangという街です。ワイナリーツアーをする場合、起点となります。この街はなぜか街全体をオランダ風にしようというきまりがあるそうで、どの建物もオランダっぽいです。といっても本当のオランダではなく「長崎オランダ村」のような人工的な風合いがなんともいえない味となっています。主人公たちが宿泊したのは、ハイウェイのSolvang Exitを出てすぐにあるDays Innです。大きな風車があるのですぐわかると思います。ExitからSolvang方面に進むとすぐ右側にHitching Postの看板が見えてきます。映画の舞台となったレストランです。ここでは、あのバーカウンターでワインを購入することが出来ます。なお、ここのワインは今New York CityのDean and Delucaで売られています(東京のDean and Delucaでも販売中)。HPが傾いたかわいいロゴがついていますのでお土産に最適でしょう。

私が訪れた2005年初夏は、ワイナリーを訪れる人のほとんどがカリフォルニアからの日帰り客で、ナパバレーのように沢山の観光客や日本人には出会いませんでしたので、よりアメリカの片田舎にきたような楽しさが感じられました。

尚、ワイナリーの殆どは朝10時から夕方5時までが営業時間なので、ゆとりを持って行動した方がいいでしょう。

<映画「サイドウェイ」に登場したワインリスト>
・Byron 1992 Sparkling
・Sanford Vin Gris
・Kalyra Chardonnay
・Kalyra Cab Franc
・Fiddle Head Sauvignon Blanc
・Whitcraft 2001 Pinot Noir
・Sea Smoke Botella Pinot Noir
・Kistler Sonoma Coast Pinot Noir
・Latour Pommard 1er Cru
・Hitching Post Bien Nacido Pinot Noir
・Hitching Post Highliner Pinot Noir
・Andrew Murray Syrah
・'61 Cheval Blanc

<映画「サイドウェイ」に登場したレストランやマーケット>
・Andrew Murray Vinyards
 Los Olivos 805.686.9604
マイルスとジャックがワインカントリーをドライブする時に映るワイナリー
・Fess Parker Winery (FRASS CANYON)
 6200 Foxen Vanyon Road Los Olivos 800.841.1104
このあたりで一番大きなワイナリー。マイルスがエージェントに電話して彼の小説の出版が出来ないことを知り、ワインをがぶ飲みするシーンで登場。

・Firestone Winery
 5000 Zaca Station Road Los Olivos 805.688.3940
マイルスとジャック、そして2人の女性が大きな樽が並ぶ貯蔵庫を歩きながらワインについて語り合った場所。

・Foxen Winery
 7200 Foxen Canyon Road Santa Maria 805.937.4251
マイルスとジャックがワインを箱買いするワイナリー。

・Hitching Post ll
 46 E. Highway 246 Buellton 805.688.0676
映画でキーとなる場所の一つ。中華料理が中心のレストラン。ここでウエイトレスをしているメイヤと2人の男が出会う。

・Kalyra Winery
 343 N. Refugio Road Santa Ynez 805.693.8864
マイルズとジャックがステファニーと出会う場所。ステファニーはここで働いているという設定。ただワインの味は期待した程ではない。

・Lompoc Farmer's Market
 corner of Ocean Avenue & "I" Lompoc 2pm - 6pm Fridays ONLY
マイルズとメイヤが仲良く歩く市場のシーンで登場。

・Los Olivos Cafe & Wine Merchant
 2879 Grand Abenue Los Olivos 888.946.3748
4人の男女が食事をしながらいくつかのワインを飲むレストラン。地元では人気店なので予約したほうが良い。

・Sanford Winery
 7250 Santa Rosa Road Buellton 805.638.3300
マイルスがジャックにテイスティングの基礎を教えるワイナリー。

・Solvang Restaurant
 1672 Copenhagen Drive Solvang 805.688.4645
マイルスとジャックが朝食をとる店。

サンタバーバラは、素晴らしい景色とワイナリーがある割には、宿泊費などは安く、Solvangの街は子供たちに喜ばれるので家族での旅行にも適しています。また道路が少なく道を間違えるようなことは殆どありませんので、カップルでの旅行にも最適です。


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バック トゥ ザ フューチャー ロケ地巡り [>los angeles]


バック・トゥ・ザ・フューチャー

今回は、ロサンゼルスの旅にあきた映画ファン向けの旅を提案します。

映画「バック トゥ ザ フューチャー」は、制作から20年以上が過ぎた今でも人気のある作品です。皆さんもご覧になったことがあるのではないでしょうか。この映画、ほとんどがロサンゼルスで撮影されていて、今でも当時のロケ地が残っています。その場所に行くと、マーティやドクが映画から抜け出してきそうな不思議な体験ができます。映画ロケ地を訪ね映画の世界を疑似体験してみてはいかがでしょう。


まずは、映画の冒頭で登場する「バーガーキング」です。実際に撮影が行われたのは、ロサンゼルスの北にあるBurbankのVictory Boulevardにあります。Burbank BoulevardとMagnolia Boulevardの間です。この近くにはバーガーキングがあまりないので間違うことはないと思います。バーガーキングはアメリカではマクドナルドと並ぶ有名なハンバーガー・チェーンです。マクドナルドと違うのはジュースが飲み放題(例外店あり)、ワッパーという大きなハンバーガーがあることです。数年前、日本にも進出し(JTとプリンスホテルが経営)、東京近郊でチェーン展開をしていましたが、現在は経営難から撤退してしまいました。是非立ち寄ってワッパーを食べてみてはいかがでしょう。


マーティが通うヒルバレー高校です。映画「グリース」でも撮影に使われていた古いスタイルの高校、この高校はTown of WhittierにあるWhitter High Schooです。インターステート・フリーウエイ605のTown of Whittier出口を降り、Whittier BoulevardをHadley Streetまで東に向かいます。そしてHadley Streetと交差する交差点を北に向かいます。Hadley Street沿いを数ブロック行くと東にに高校があるはずです。


マーティの家は、実際にある住宅地の1軒家を利用しました。2005年8月時点では、この家は撮影当時に極めて近い状態で残っています。場所はロサンゼルスの北のTown of Arletaというところにあります。ユニバーサルスタジオからだと車で20分位なので、簡単に行くことができます。この家の前の道は映画のラストでデロリアンが飛び上がるシーンの撮影に使われていますので、結構感動します。ただしLYON ESTATEという住宅地の入り口にあるはずのゲートはありません。あのゲートは小道具で映画の撮影時に道路に置かれただけです。


ドクの家は、パサディナのランドマークであり地元では「ギャンブル・ハウス」という名前で有名な建物です。日本では「P&G」として有名なプロクター&ギャンブル社のオーナーであるギャンブル氏の邸宅として建築されました。一見シャレー風のアーツ&クラフツ様式。フランクロイドライトや日本からの影響を見ることのできる魅力的な歴史的建築物です。インターステート・フリーウエイ210のOrange Grove Boulevardで降り、北に数ブロック行くとドクの家が見えてきます。住所は4 Westmoreland Placeです。この家は歴史的建築物として大切に保管されています。前もって予約すると内部を見せてくれま(818.793.3334)が、映画では建物の内部はセットで撮影されているので期待した内装とはかなり異なります。家の北側には現在、BOOK STOREとなっている建物がありますが、映画の中ではDOCはここで実験をしていました。


デロリアンが初めてタイムトリップをするツインパインズ・モールです。このシーンはPuente Hills Mallで撮影されました。場所は、Pomona Freeway (ルート60)のAzusa Exitで降りたCity of Industryにあります。LA方面から行くと出口の正面に見えるモールですのですぐわかるはずです。今、モールに行くと映画で写っていたモールとは若干異なることがわかるでしょう。RobinsonsデパートはRobinsons-Mayに、JC Pennyのサインが新しく壁に掲げられています。そして、外観も若干装飾が施されています。Fox Photoのスタンドは映画撮影用に作られたものなので実際にはありません。モールはそれほど大きなものではなく、閑散としています。

これら撮影場所は、レンタカーさえあれば1日で簡単に見て回ることができます。マーティの家は、今でも普通の住宅地ですので、住人に迷惑のかかるような行為は慎むべきです。


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