SSブログ

進化する ウォルト・ディズニー・ワールド (フロリダ州オーランド) [>florida]

images.png

現在(2016年後半)、アメリカ・フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)は目まぐるしい進化を遂げています。これから新しくできるアトラクションやテーマパーク内の新しいエリアだけで数十という計画が進行し、2018年には大きく生まれ変わる予定です。

夢の国、ウォルト・ディズニー・ワールド
wdw.jpgディズニーというスタジオを成功させたウォルトはカリフォルニアにディズニーランドをオープンします。初めのうちは問題が山積していましたが、プロモーションと改良で次第に客足は伸び大成功しました。
これがのちに世界中に展開されるディズニーラントというテーマパークの原型です。
ウォルトはニューヨーク万博を見て大いに影響を受け、さらなる夢のテーマパークを実現させようと試みます。それがフロリダのウォルト・ディズニー・ワールドです。ウォルトはフロリダの広大な沼地を買い取り、そこを灌漑して新しいテーマパーク、というより巨大な街を建築することを夢見ます。
弟のロイと細かな設計を行い資金調達をし、いよいよ建設が始まる1966年にウォルトは逝去してしまいます。意志を受け継いだロイは、ウォルトの夢を1971年に遂に完成させるのです。

オープン時はカリフォルニアのディズニーランドを模したマジック・キングダム、そして1982年にニューヨーク万博を手本にしたエプコット・センターが建築され、人気を博しました。現在では、この2つのテーマパークにディズニー・ハリウッド・スタジオ(1989年オープン)とディズニ・アニマル・キングダム(1998年オープン)の2つが加わり4つの大きなテーマパークの集合体となっています。

WDWは山手線の内側の2倍の面積を有しており、4つのテーマパークの他にウォーターパークやスポーツ施設、ディズニーのオフィシャルテーマホテルが20以上あります。さらに巨大なショッピング、レストラン施設がリニューアルオープンする予定です。
WDWを全部楽しむためには少なくても1週間滞在しないといけません。そのくらい広大な土地にウォルトの夢が築かれているのです。

そして2016年、新たなプロジェクトが次々と発表されウォルト・ディズニーが人生をかけて挑んだ夢の楽園は新たなステージにスッテップアップしています。
今回は現在のWDWと今後新しくなっていくエリアを紹介していきます。

マジック・キングダム日本語公式サイト
東京ディズニーランド(TDL)のモデルとなっているので、TDLと似ています。ただアトラクションの位置や種類は若干異なります。

注意すべきことは、このテーマパークには車で直接行くことができません。車の場合、駐車場に止めてからモノレールに乗らなくてはなりません。モノレールはマジック・キングダムとエプコットを結んでいますが、途中にこの駐車場駅や幾つかのホテルを経由しています。車でアクセスする場合は、駐車場に車を止めればマジック・キングダム、エプコット、いくつかのホテルに無料のモノレールでアクセスできることになります。
見所は、古き良きアメリカを再現したこのテーマパーク全体です。TDLと比べると時間が経っているので、木々も成長し落ち着いた雰囲気となっています。アトラクションはTDLとほぼ同じですので、ここではアトラクションに乗ることばかりではなくパーク内を散策するのがオススメです。そしてマジック・キングダムでしか見ることのできないショーを見たりオリジナルグッズを購入するのが楽しいでしょう。
今後の予定ですが、マジック・キングダムは大きなプロジェクトの計画はありません。

エプコット日本語公式サイト
かつてはエプコット・センターと呼ばれていました。このテーマパークは2つのエリアから成り立っています。
epcot.jpg入り口付近にあるのがフューチャーワールドです。ここは万博のように知的好奇心を掻き立てるアトラクションが揃っています。エプコットの象徴となっている巨大な球体の中はスペースシップ・アースという名前でプロジェクト・トゥモローというアトラクションが入っています。海をテーマにした建物ではタートル・トークがあります。ザ・ランドという建物内では人気のソアリンなどがあります。このエリアはどちらかというと大人が楽しめるアトラクションがあり、とても楽しめる場所です。

フューチャーワールドの奥に広がっているのがワールド・ショーケースというエリアです。湖の周りに世界11カ国の街並みを再現していて、それぞれの国では、その国のレストランや歴史を解説するアトラクションなどがあります。ここはかなりの規模で作られているので、1日で世界一周したような写真が撮れます。もちろん日本もあり、日本食レストランや三越が入っています。

エプコットの見所は、やはり他のディズニーランドにはないオリジナリティでしょう。特に大人にはどのディズニーランドよりも楽しめると思います。写真を撮るにも変わった建物や世界の街があるので最適です。
アメリカの食事に飽きた時はワールド・ショーケースでモロッコ料理やフランス料理も楽しめます。
ソラニンは東京にもできる予定ですが、完成するまではここで楽しむのもいいでしょう。

エプコットにはモノレールかバスでアクセスしますが、駐車場もあります。

ディズニ・ハリウッド・スタジオ日本語公式サイト
オープン当時はディズニーMGMスタジオという名称でした。MGM社との契約問題から2007年に現在の名称に変更しました。基本的にはユニバーサル・スタジオのディズニー版だと思うとわかりやすいと思います。映画に関連するアトラクションが集まっています。「スターツアーズ」は、マジック・キングダムのトゥモローランドではなく、こちらにあります。
このテーマパークではオープン時より行われている「インディ・ジョーンズ」のショーがオススメです。迫力のあるスタントショーはユニバーサル・スタジオの「ウォーターワールド」のように楽しめます。

disney-mgm-studios-sorcerer-hat.jpgかつては、ここにディズニーのアニメーションスタジオが併設されていてアニメの制作過程を見ることができました。バックロットツアー的なアトラクションもあり、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのようにトラムに乗ってスタジオの中を走りながら様々なアトラクションを楽しむツアーでした。
しかし、これらのエリアは現在閉鎖され、大規模な工事が行われています。
このエリアには将来スターウォーズ・ランドとトイストーリー・ランドがオープンします。既存のエリアとその裏にある土地を利用した広大な土地に人気エリアを新設するのです。
staland.jpg

スターウォーズ・エリアには2つのアトラクションがオープン予定です。一つはファルコン号に乗って銀河戦争を戦うというライド、もうひとつはゲストが反乱軍の兵士として出兵し、帝国軍と戦うものです。

toyland.jpg

トイストーリー・ランドにはアニメの世界が再現され、ローラーコースターやトイストーリー・マニア!のコース延長などが予定されています。

現在は、オープン時の1/3程度に縮小されながらの運営となっているので、行って見ると思いがけず狭いです。ただ、ファンタズミックなどもあるので、ここは必見エリアです。特に映画が好きな方は半日でいいので足を伸ばして見ましょう。

ディズニー・スタジオへのアクセスにモノレールは使えません。車で行き駐車場に止めるかバスで行くしかありません。

ディズニ・アニマル・キングダム日本語公式サイト
WDWの中で最も新しいテーマパークです。ディズニーパークの中で最大の面積です。名前の通り動物がテーマとなっています。ここはまだ開発途上ですが、新しいだけあってレイアウトがよくできていますし、テーマに沿ったデザインが素晴らしいです。特にオススメはキリマンジャロ・サファリで、本物の動物が放し飼いにされている広大な敷地をジープで回ります。他にあるサファリツアーとは比べ物にならない素晴らしいアトラクションです。まるでアフリカのジャングルを田知っているような気持ちにさせてくれます。
他にもこのテーマパークにあるアトラクションやレストランは他のディズニーランドにはないものばかりです。大人も子供も興奮すること間違いないです。
kilimanjaro-safaris.jpg

現在、アニマル・キングダムでは、大きな工事を行なっています。これは「アバター」の舞台になった惑星パンドラを再現しています。将来ここには「アバター」のアトラクションがお目見えするはずです。
avater.jpg


アニマル・キングダムには、まだ空き地がありますので、今後、新しいエリアが次々と開発されて行くでしょう。

アニマル・キングダムにもモノレールではアクセスできないので、車かバスで行くことになります。

ウォルト・ディズニー・ワールドで効率的に楽しむために
広大なWDWは、紹介した4つのテーマパークの他にも楽しむ場所はたくさんあります。それぞれは歩いて移動することが不可能なので、車、バス、モノレール、船などを駆使しないといけません。さらに公式ホテルはどこも巨大でかなりの距離を移動します。こうなるとできるだけ効率的に移動し、できるだけ待ち時間を減らし、会計なども面倒なことは避けたいと思うでしょう。
ディズニーは、ここフロリダだけで壮大な実験を始めています。それがマジックバンドです。
マジックバンドさえあれば、移動はバンドをかざすだけ、会計もバンドをかざすだけ、ホテルの部屋に入るのも鍵はいりません。マジックバンドの入手方法や使い方はこちらをご覧ください。
スマホと合わせて使うととても便利で、アトラクションの待ち時間もなくなります。

アメリカ人が人生で一度は行きたい観光地のトップにランキングされているフロリダのディズニーワールド、日本からはアメリカの都市を経由すれば簡単に行くことができるので、ディズニーファンは是非一度訪れてください。ディズニーファンでなくてもかなり楽しめると思います。

次回は、ディズニーランド内にある素晴らしいホテルを紹介します。
nice!(9)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 9

コメント 2

sheri

20年以上前に行きましたが、今はだいぶ変わってますね~
また行きたくなりました。
by sheri (2016-10-24 23:08) 

YAP

日本のディズニーランドにさえ行ったことありません。
サファリエリアが面白そうです。
by YAP (2016-10-25 08:16) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。